内科で使用されるレントゲン撮影装置は、体の内部構造や器官を非侵襲的に視覚化するための医療機器です。X線を体に照射し、透過したX線を検出することで、骨や肺などの組織の異常や病変を確認することができます。これにより、診断や治療の方針決定に役立てられます。

呼吸機能検査装置は、患者の呼吸能力や肺の機能を評価するための医療機器です。吸気や呼気の容量、流速などを計測し、肺の容量や気道の狭窄を評価します。これにより、気管支喘息やCOPD（慢性閉塞性肺疾患）などの呼吸器疾患の診断や進行度の評価に役立てられます。

心電図検査とは、私たちの心臓の活動状態を調べるもっとも基本的な検査です。リズムや波形の乱れから不整脈、心肥大、心筋梗塞などの鑑別診断がなされます。

ホルター心電図検査は、24時間以上の長時間にわたり心電図を連続的に記録する検査です。患者が普段の生活を送りながら、特製の小型レコーダーで心の動きを追跡します。不整脈や心電図の異常を探るのに有効で、日常生活中の症状と心電図の関連を調べるために行われます。

呼気NO検査は、吸気した空気中の一酸化窒素（NO）の濃度を測定する検査です。気道の炎症のマーカーとしてNOの量が注目され、特に喘息の重症度や治療効果のモニタリングに役立ちます。検査は非侵襲的で、患者が口から息を吹き出すだけで行え、迅速に結果が得られます。